田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

年の暮れ、帰郷、野に春蘭の開花見ゆ

 冬至も半ば過ぎて次候となりましたが、熊本では比較的暖かい日が続いています。暮れも押しつまった3連休の最終日、お歳暮を届けに椎葉村の実家へ出かけてきました。あたたかいとはいえ、そこはやはり九州山地の真っただ中、スキー場のある近辺の山々は、山頂付近が雪で白くなっていました。とはいえ、今年は雪が少ないようですから、スキー場は苦労されていることでしょう。これから、いつもの冬らしくなるといいですね。
 実家の近所を散歩していると、道路わきに生えている春蘭に花が咲いているのを見つけました。野生の春蘭に花が咲いているのを見るのは今回が初めて、しかも正月前のこの季節にです(ふつう2月から3月が開花期のはずですが)。ちょっと得をした気分になりました、眼福、眼福。
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写真1.道端の春蘭。寒蘭との比較で、ちょっと軽く見てしまいがちですが、春蘭もなかなかいいですね。
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写真2.花のアップです。この年になるまで、近所のしかも足元で野生の春蘭が開花していることを知りませんでした。
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写真3.棚田に囲まれた実家の遠景、対岸は耳川の左岸、昔は川沿いの中学校まで駆け下って15分くらいかかっていました。
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写真4.おまけに、愛用の熊本県民手帳、2017年版のデザインです。くまモン、無敵ですね。