遍路2日目(3月20日)、徳島県美波町日和佐から海陽町宍喰まで
徳島県最後のお寺23番薬王寺は美波町の日和佐にある。昨年11月2日にこのお寺にお詣りし、徳島編はここで終了した。今回の高知編はこの日和佐が出発地点である。
前日3月19日夕方に列車で日和佐に入った。20日は朝から徳島・高知県境、そして室戸岬(ここから77キロ!)を目指して歩を進めた。
この地域はリアス式海岸が続き、トンネル、海岸、峠道と目まぐるしく風景が変わっていく。アップダウンが多く、歩き遍路にはつらい道である。かつては「八坂八浜」難路と言われたらしい。この日は歩きの初日ということもあり疲労困憊、午後からは全く余裕がなかった。朝8時過ぎより降り出した雨は夕方、宿に着くまでずっと降り続き、先が思いやられるつらい初日となった。
行程
6:00 出発(前日の宿 ビジネスホテルケアンズ)
10:40‐11:10 別格 鯖大師
15:00 民宿「はるる亭」到着(この日宿泊の歩き遍路は0名)
歩行距離:35km
歩行時間(含む休憩):8時間56分
累積標高上り983 m
累積標高下り969 m
トピックス
*途中、しっかりした歩道のないトンネルがいくつかあり非常に怖かった。歩くところと車道に段差がなく1メートルほどの幅の青いラインがひいてあるだけ。こういうトンネルは車の運転手さんの注意力と善意を全面的に信じないと通行できません。