田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

麦秋至る モズの巣立ち 

 二十四節気の「小満」も末の候「麦秋至」です。熊本地方は5月29日にすでに梅雨入りしたと発表がありました。今週は南海上台風2号の影響で雨とぐずついた天気が続いています。
 5月22日のブログでモズが庭で子育て中と報告しましたが、早くもその翌日には、モズの巣立ちが始まりました。「巣立ち」はどうも「巣から落っこちる」ことから始まったようです。23日の朝には巣には雛の声はなく、家の裏とか、お隣さんとの境の塀のあたりとかでしきりに雛の声がします。親鳥は近くの電線上などにとまり、雛を見守り、餌を運んでいるようでした。
 それから一週間ほどたった今は雛の姿を目にすることもほぼなくなりました。うまく巣立っていればよいのですが。巣には三羽の雛がいたようです。うち二羽については育っているのが数日前まで確認できました。
 モズの巣立ったあとは庭を見る回数が少なくなりました。夫婦の会話も少し減ったような気がします。まるで祭りのあとのようです。
「モズ ロス」恐るべし。「空の巣症候群」とはよくいったものですね。

 

写真1. ソヨゴの枝にとまるモズの雛-1

写真2. ソヨゴの枝にとまるモズの雛-2

写真3. ソヨゴの枝にとまるモズの雛-3 

写真4. 沈丁花にモズの雛

写真5. 花が終わった牡丹にモズの雛

写真6. サツキにモズの雛-1

写真7. サツキにモズの雛-2

写真8. ミツバツツジにモズの雛

写真9.コチョウラン「Linda Cheok」花盛り

写真10.ナゴラン開花