田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

立秋 白鳥山のギボウシとキレンゲショウマ 2022

白鳥山(1639 m)(九州百名山
五家荘 ウエノウチ谷登山口から1440 m付近まで往復

歩行距離:2.97 km
最高点標高:1444 m
最低点標高:1212 m
累積標高上り:272 m
累積標高下り:303 m

8月7日(日) 天気;晴れ
 前回、8月2日にウエノウチ谷を散策しました。キレンゲショウマと「ギンバイソウ」を見ることができました。 しかしギボウシはまだ開花していませんでした。立秋に入った8月7日、そろそろ開花したのではと思い、再びウエノウチ谷へ出かけてきました。

 ウエノウチ谷の涼しさは格別です。この日、入山時の気温は22℃、下山時は26℃でした。日曜日でもあり3組ほどのパーティとすれ違いました。皆さん、キレンゲショウマと涼を求めて来られたようです。キレンゲショウマは倒木の上にきれいに咲いていました。そしてお目当てのギボウシ(「サイコクイワギボウシ」だとか)もすでに開花し、そこかしこの樹上で花を咲かせていました。そして前回見た倒木に生えた株のつぼみも開花していました。
 樹上のギボウシの花、気づかずに通り過ぎてしまう登山者もいることでしょう。かくいう私も数年前にやっと気がついたばかりです。
人間、ときどきは上を向いて歩いたほうがよいことがありそうですね。

一句: 苔のむす 大樹に白き 花ぎぼし

コースタイム:
ウエノウチ谷登山口発;8:40ー折り返し地点(1444 m);10:20ーウエノウチ谷登山口着;11:40

写真1.ウエノウチ谷ルート入り口

写真2.谷の様子 ずっと木陰を歩くことができます

写真3.倒木に生えたキレンゲショウマ

写真4.キレンゲショウマ-2

写真5.キレンゲショウマ-3

写真6.キレンゲショウマ-4

写真7.岩の上のツクシノダケ 初めて見ました

写真8.ツクシノダケの少しアップ

写真9.倒木のギボウシ 先週はつぼみでした

写真10.倒木のギボウシ-2

写真11.こちらは別の倒木のギボウシ 花はなし

写真12.葉柄には赤紫色の斑点がたくさんついています

写真13.樹上のギボウシの花 望遠で

写真14.珍しく手の届きそうな低いところにたくさん着いていました

写真15.アップが撮れました 透き通るような白い花です

写真16.ギボウシのアップ-2

写真17.峰越登山口近くの展望所から東方向 矢印左は清水岳、右は笹の峠

写真18.展望所から北方向 矢印左端は向坂山、その右は白岩山、右端は扇山