田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

CPAPを担いでの四国遍路 高知編その6

遍路7日目(3月25日) 28番大日寺から30番善楽寺まで、ついに高知市へ入る

 

 この日は香南市のリゾートホテル「海辺の果樹園」を出発し、28番大日寺、29番国分寺を経て高知市内の30番善楽寺まで歩きました。朝から雨が降り、天気が回復したのはちょうどお昼頃です。
 この日の朝、通りかかった香南市赤岡の町中で偶然に「絵金蔵」を見つけました(絵師金蔵、略して「絵金」の美術館です)いくら急いでいるとはいえ、これを見過ごす手はないと入館し、30分ほど見て回りました。
 この赤岡あたりから遍路道は海岸沿いを離れ、内陸へ向かい田園地帯を通ります。道沿いの水田では代掻き作業をしている農家も多く、すでに田植えが終わっている田んぼも結構ありました。

 

行程
8:00 出発(前日の宿 ホテル「海辺の果樹園」)
9:20―9:40 絵金蔵
11:00-11:25 28番 大日寺
14:00―14:25 29番 国分寺
16:00―16:25 30番 善楽寺
17:15 ホテル「サンピアセリーズ」着

 

歩行距離:31.50 km
歩行時間(含む休憩):9時間13 分
累積標高上り444m
累積標高下り488m

 

トピックス
絵金とは江戸末期の土佐の絵師です。元は土佐藩家老のお抱え絵師だったそうです。のちにこの赤岡の町に住んで、恐ろしくて美しい芝居絵屏風をたくさん残しています。興味のある方は絵金蔵のホームページをご覧ください。

 

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写真1.赤岡の古い家を改造した絵金蔵

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写真2.絵金蔵の向かいに立つ芝居小屋。絵金の芝居絵が掲げられています

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写真3.28番大日寺の山門

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写真4.大日寺の本堂

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写真5.物部川を渡って香南市から香美市に入ります

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写真6.松本大師堂でちょっと一休み

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写真7.水田のあぜ道の向こうに見えるこんもりした林に国分寺があります

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写真8.29番 国分寺の山門

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写真9.国分寺の本堂 桜がきれいでした

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写真10.田んぼの中を通るあぜ道がへんろ道です

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写真11.蒲原の遍路小屋で一休み。子どもがアメを1個くれました

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写真12.高知市内に入って最初の霊場、30番 善楽寺

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写真13.善楽寺の本堂

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写真14.国分川を越えて高知市街地へ

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写真15.国分川沿いにある本日のお宿 ホテル「サンピアセリーズ」

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写真16.夕食は少し奮発しました