田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

CPAPを担いでの四国遍路 高知編その10

遍路11日目(3月29日) 四万十町 窪川への峠越え 海から内陸へ

 この日は須崎市から「焼坂峠」、「大坂道・七子峠」と2つの峠を越えて四万十川中流窪川の民宿「うな吉」まで歩きました。「焼坂峠」「七子峠」のへんろ道、ともに通る人は少ないようで荒れています。今はコロナ禍の影響でお遍路さん自体の数が少ないようです。さらに歩き遍路の方でも、昔の「へんろ道」ではなくそのまま国道を歩く人が多いと聞きました。私はトンネルを歩くのがいやなので(閉所恐怖症かな?)峠越えの道しか選択肢はなかったのですが。一日に2つのシビアな峠を越えて、しかも40キロ近い道のり、なかなかハードな一日でした。

 

行程
6:00 出発(前日の宿 須崎市のホテル「バンダガ」)
6:50―7:00 道の駅須崎
9:00ー焼坂峠通過
10:30 土佐久礼、大坂休憩所
12:35―13:00 七子峠、「こころの七子茶屋」
16:35 窪川の民宿「うなきち」着

 

歩行時間:10時間40分
総歩行距離:38.9キロ
累積標高上り:1358メートル
累積標高下り:1152メートル

 

今日のトピックス:
「焼坂峠」須崎市から久礼に抜ける道がこんなに険しい山道だとは思いませんでした。昔の人は隣の村に行くのにも苦労していたんですね。
 久礼(漫画「土佐の一本釣り」の舞台となった漁港)は少しさびれ気味かなと感じました。この町が漫画のように輝いていた昭和は遠い昔になったのだなと感じさせられました。久礼から「七子峠」に上がる大坂道(大坂谷川)沿いの桜は満開でとてもきれいでした。
 ようやくたどり着いた窪川の町、四万十川のウナギ蒲焼きは美味でした。

 

 

一句:花びらは流れ下って久礼の海

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写真1.素晴らしい!このトンネルには歩行者用トンネルが併設

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写真2.歩道のないトンネルは撲滅すべきです 歩行者には危険すぎます

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写真3.左は土讃線、「焼坂峠」は上の山です

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写真4.「焼坂峠」へんろ道は荒れています

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写真5.「焼坂峠」から須崎方面を振り返る

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写真6.「焼坂峠」

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写真7.「焼坂峠」を越えたあたりの山

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写真8.土佐久礼の大坂谷川沿いの桜並木 満開でした

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写真9.大坂道 前方は高知自動車道の高架橋

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写真10.大坂へんろ道 こちらも結構荒れています

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写真11.大坂へんろ道 七子峠の上から土佐久礼方面を振り返る

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写真12.峠の上の「ななこ茶屋」 インスタントラーメン昼食をいただきました

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写真13.窪川の民宿「うなきち」 1階がウナギ屋さん、部屋は3階でした

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写真14.素敵な雰囲気のウナギ屋さんです

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写真15.夕食はもちろんウナギ定食 美味でした!