この日は土佐市のビジネスイン土佐から36番 青龍寺をまわり、須崎市のホテル「バンダガ」まで歩く予定でした。青龍寺に行くには海峡(浦ノ内湾口)をまたぐ宇佐大橋を渡る必要があります。しかし、この日、天気予報では激しい風雨と雷が予報されていました。つよい風に雷ではとても怖くて長い橋は渡れません。大事をとって「ホテル→宇佐大橋→青龍寺→宇佐大橋の土佐市側のたもと」まではタクシーを利用しました。この間、車で移動した距離は13キロあまりです。悪天候のためとはいえ一部区間の車利用は心残りです。この区間は後日、自分の足で歩き直すことにします。
青龍寺をお詣りした後、宇佐町のコンビニでタクシーから降りて支度を調え、雨の中を須崎市に向けて歩きました。あとはずっと浦ノ内湾に沿って海岸線の道を歩きます。鳥坂トンネルを抜けて須坂市内に入るまで終日ずっと本格的な雨でした。須崎市のホテルに着くと雨は上がりました。
行程
8:00 タクシーにて出発(前日の宿 「ビジネスイン土佐」)
8:15―40 36番 青龍寺
8:50―9:00 宇佐大橋たもとのローソン
12:00 浦ノ内郵便局通過
13:30 須崎遍路小屋にて一休み
15:00―ホテル「バンダガ」着
歩行距離:23.8 km
歩行時間(含む休憩):6時間
累積標高上り661 m
累積標高下り655 m
トピックス:
*この日、結果として雷はありませんでした。雨風は強かったのですが、無理をすれば宇佐大橋を渡ることもできたかと思います。まあでも大事をとって正解。残したところはまたの機会に歩けます。人間万事「できたしこ」です。
青龍寺に上がる急な石段の脇には行場の滝があり、その下で水にうたれながらお祈りしている白い着物の女性がいました。こんな方が現代にもいるんですね。新鮮な驚きでした。