田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

CPAPを担いでの四国遍路 高知編その9

遍路10日目(3月28日) 36番 青龍寺 悪天候に泣く

 この日は土佐市のビジネスイン土佐から36番 青龍寺をまわり、須崎市のホテル「バンダガ」まで歩く予定でした。青龍寺に行くには海峡(浦ノ内湾口)をまたぐ宇佐大橋を渡る必要があります。しかし、この日、天気予報では激しい風雨と雷が予報されていました。つよい風に雷ではとても怖くて長い橋は渡れません。大事をとって「ホテル→宇佐大橋青龍寺宇佐大橋土佐市側のたもと」まではタクシーを利用しました。この間、車で移動した距離は13キロあまりです。悪天候のためとはいえ一部区間の車利用は心残りです。この区間は後日、自分の足で歩き直すことにします。
 青龍寺をお詣りした後、宇佐町のコンビニでタクシーから降りて支度を調え、雨の中を須崎市に向けて歩きました。あとはずっと浦ノ内湾に沿って海岸線の道を歩きます。鳥坂トンネルを抜けて須坂市内に入るまで終日ずっと本格的な雨でした。須崎市のホテルに着くと雨は上がりました。


行程
8:00 タクシーにて出発(前日の宿 「ビジネスイン土佐」)
8:15―40 36番 青龍寺
8:50―9:00 宇佐大橋たもとのローソン
12:00 浦ノ内郵便局通過
13:30 須崎遍路小屋にて一休み
15:00―ホテル「バンダガ」着

 

歩行距離:23.8 km
歩行時間(含む休憩):6時間
累積標高上り661 m
累積標高下り655 m

 

トピックス:
この日、結果として雷はありませんでした。雨風は強かったのですが、無理をすれば宇佐大橋を渡ることもできたかと思います。まあでも大事をとって正解。残したところはまたの機会に歩けます。人間万事「できたしこ」です。
 青龍寺に上がる急な石段の脇には行場の滝があり、その下で水にうたれながらお祈りしている白い着物の女性がいました。こんな方が現代にもいるんですね。新鮮な驚きでした。

 

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写真1.36番 青龍寺の山門

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写真2.山門から本堂まで続く170段の急な石段

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写真3.青龍寺の本堂

 

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写真4.青龍寺の大師堂

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写真5.三重塔

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写真6.宇佐大橋、対岸は青龍寺のある横浪半島

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写真7.浦ノ内湾―1

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写真8.浦ノ内湾―2

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写真9.浦ノ内湾―3

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写真10.須崎のへんろ小屋で一休み 雨の日はとくに助かります

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写真11.須崎市のホテルから 雨上がりの市街地