天気は晴れ、快晴。この日は民宿「大岐の浜」から四国最南端、足摺岬の38番 金剛福寺へまで往復しました。かなり長い距離ですが、荷物が軽いので気楽です。前の札所、37番 岩本寺からは90 kmほどの距離になり、札所間の距離としては最も長くなります。私の場合は岩本寺から3日がかりの歩きとなりました。
足摺岬の周辺は亜熱帯植物に覆われており、植生はこれまで歩いてきた高知県の他地域とは少し違います。金剛福寺はとてもきれいなお寺さんでした。
この日の夜、民宿「大岐の浜」に宿泊した歩きへんろは5名でした。3名は山口県から、もう1名は静岡県から来られた方でいずれも60歳以上です。夕食の席では楽しく情報交換ができました。
行程
7:10 出発(前日の宿 民宿「大岐の浜」)
8:10 以布利の分岐
10:20 津呂のへんろ小屋
11:35-12:00 金剛福寺
12:00-12:50 足摺岬周辺観光
14:00津呂のへんろ小屋
17:10 民宿「大岐の浜」帰着
歩行距離:40.1 km
歩行時間(含む休憩):10時間
累積標高上り1757 m
累積標高下り1751 m
トピックス:
*この日の朝、「大岐の浜」に立ち寄りました。「大岐の浜」はサーフスポットとしても有名で朝早くからサーフィンをしている人が5,6名ほどいました。実はこの大岐川河口には「サトウキビ野生種」(和名:ワセオバナ)の群落があります。十数年前に見つけて写真をとっていますが、今もまだ残っているかどうか確認をしに行きました。河口わきの砂浜はサーファーの駐車、キャンプスパースとして利用されているようですが、それにもめげずに「サトウキビ野生種」はしっかりと定着しており、うれしくなりました。