田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

夏至、連日の大雨、千原桜倒る。

 二十四節気は昨日から「夏至」に入りました。このところ熊本地方は連日の大雨に雷、お日様はほとんど見えず、日が長くなったという実感はいまいちです。あちこちで、がけ崩れや浸水のニュースも聞こえてきます。この荒れた天気、早く収まるとよいのですが。
 職場に結構大きな千原桜の木があり、毎年春に私たちの目を楽しませてくれていました。花色が純白の桜で、ちょうどソメイヨシノから一週間ほど遅れて咲きます。なんでもヤマザクラの一変種の珍しい桜で、熊本城にも植わっているそうです。その桜が昨年の台風で折れて、一部の枝だけ残っていたのですが、その残っていた枝も昨日朝の大雨で折れてしまいました。このままなくなってしまうのはあまりに惜しいので、挿し木による増殖を試みることにしました。挿し木がうまくいったらまた元の場所に植えたいと思っています。
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写真1:切り株だけが残った千原桜 。
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写真2:折れたあとに伐られた枝です。
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写真3:挿し木を試みています。

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写真4:この春先に大寒波で痛めつけられた春寒蘭ですが、ありがたいことに回復し、新芽が伸びてきました。