田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

アケボノツツジをつつみかくす無情の霧、40年ぶりの市房山

市房山(1721m) 九州百名山日本二百名山、熊本・宮崎県境の山

 大型連休後半の5月6日(土曜日)、そろそろ市房山のアケボノツツジが見ごろかと思い、山行を計画しました。球磨地域のシンボルで登りがいのある山です。最後に登ったのは高校3年18歳の時ですから、ほぼ40年ぶりということになります。
 当日朝の天気予報は微妙な感じでしたが、とりあえず午後からは晴れマーク。山頂からの雄大な展望を期待して登りました。しかし、残念なことに、登山中、山はずっと霧に包まれていました。アケボノツツジですが、5合目から6合目付近では、ほぼ散っていました。7合目から8合目くらいまでが今の見ごろです。8合目より上はまだつぼみで、山頂付近には全く花は見られませんでした。今年は例年より開花が遅いようです。山頂付近の見ごろは今週末くらいでしょうか。

コースタイム:
市房神社登山口駐車場8:10着、発8:20-市房神社通過8:40―5合目9:45-山頂着12:40、発12:50ー駐車場着15:05ー自宅帰着18:00
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写真1.市房山頂にて一瞬の青空。この数分後からは再びひどくガスが出て展望はゼロになりました。
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写真2.8合目付近、ガスの中のアケボノツツジ
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写真3.同じく8合目、霧雨に濡れる花びらのアップ。この付近、ヒカゲツツジも満開でした。

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写真4.6合目付近のミツバツツジ。 こちらも鮮やかでした。
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写真5.5合目あたりのアケボノツツジ(左側の樹皮が白っぽい木)、花はすでに散っていました。この付近ではガスも消え、樹間からは市房ダム湖も見えました。