田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

椎葉平家祭りを見に行きました。

 11月8日、今日から二十四節気立冬です。とはいえ、日中は陽射しもあり、ぐんぐんと気温が上がり、季節外れの夏日となりました。紅葉を見るために椎葉へドライブ、ついでに「椎葉平家祭り」を見物してきました。今年はお祭りが始まって30周年の節目だとかで、この山奥に結構な人出(ひょっとするとスペシャルゲスト千昌夫コンサートの影響があったかも)です。駐車場はいっぱいで大型バスが何台も停まってまっていました。普段はほとんど人通りのない村のメインストリートが、地元の方や観光客でごったがえしています。うれしかったのは、村で頑張っている同級生数名と出会えたことでした。皆さん、数年後には還暦を迎えることになります。それぞれのお顔には、この間に流れた歳月がしわとともに刻み込まれています。皆さんよいお顔をされているのは、それぞれに充実した人生を生きてこられた証でしょう。この祭りにしても、きっと皆さんはその運営に長年、力を尽くしてこられたはずです。中学を卒業してすぐに村を出て、その後は故郷に対して不義理続きの私としては頭の下がる思いでした。

駄句ひとつ「紅葉の 山にぎわいて 杵の音」
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写真1:会場の一角に展示された平家マスの剥製。突いたものだそうです。60センチはでかい!こりゃサケですね。我が家の尺もの剥製が恥ずかしくなりました。
 
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写真2:国見トンネル出口の紅葉、鮮やかでした。
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写真3:帰り道。五ヶ瀬町鞍岡から祇園山方面。