田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

2016春、啓蟄、2回目の釣行(3月14日)

 二十四節気の「啓蟄」も半ばを過ぎました。七十二候では桃始笑(ももはじめてさく)、桃が咲き始めるころだそうです。先週、春を通り越して初夏を思わせるような暖かい日が幾日か続き、梅の花もいつの間にか散ってしまいました。このままではすぐに桜も開花するのでは心配していましたが、その後、また寒波が襲来し、九州でも千五百メートルを超えるような山は冠雪したようです。温暖化したとはいっても、よくできたもので、季節は一気には進まず、少しずつ、押したり引いたりを繰り返しながら進んでいくようです。諸事何事もこんな感じで行きつ戻りつしながら変わっていくのがよいのでしょう。
 週末の日曜日、渓の水も少しは温もったころかと思い、今シーズン2回目の釣行へ出かけました。今回は久しぶりに近場の「イチゴ谷」に入りました。ずっと上流まで釣り登れば丸一日くらいはかかる深い谷です。今回は2時間ほど釣り上がって砂防ダムで納竿としました。釣果は24センチを頭に16尾、まずまずです。まだ、山には岩ツツジ、山桜の花は見えません。椎葉の本格的な春はもう少し先のようです。
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写真1:いつも楽しみな大場所です。
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写真2:今日一番の良型、24センチ。
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 写真3:先週はチラホラだったミツマタが鮮やかでした。