田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

晩秋の九千部山

九千部山(848m)、背振山地の山、福岡県・佐賀県・県境
(九州百名山

 九州百名山踏破を目指して、ボチボチと歩みを進めています。熊本県内の山は登りつくしたので、少しずつ熊本から遠い山にも登り始めました。背振山地の山はこれまで全く手つかずなので、この冬は背振山地周辺の山々に登るつもりでいます。まず手始めとして背振山地東端で熊本からは比較的近い九千部山に登ってきました。
 九州道から長崎道へ、鳥栖ICで高速を降りて、筑紫神社の駐車場に到着。ここから沢沿いの一般コースを上り、山頂まで往復しました。休日だというのに、途中ですれ違った登山者は3人ほど、静かな山です。山頂まで車が登ってこられるようで、山上の展望台付近は少し賑やかでした。この日、遠望は利きませんでしたが、それでも背振山地の山々、宝満山古処山などよく見えました。

コースタイム:
登山口駐車場(筑紫神社)着:7:40―駐車場発:7:50―山頂着:10:45―山頂発;11:00――登山口駐車場着:13:00
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写真1:山頂から福岡市街地方面を望む。
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写真2:登山道途中の雰囲気のある大木
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写真3:よく見ると木の股に寒アオイがついていました、驚きです。
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写真4:登山道沿いの渓流、このたまりでヤマメが2尾泳いでいました、これも少し驚きました。矢印の下、一尾、影がみえるかな?

駄句一首:九千部の 渓深くして 山女瀬すり
*:宮崎の田舎では晩秋のヤマメの産卵行動を「瀬すり」と言います。佐賀の渓にもヤマメがいる、よく考えれば当たり前のことですが、少し驚きました。