田の越しの三界坊 さんがいの記

熊本在住の三界坊が、九州の山歩きで出会った山野草、渓流釣りのあれこれなど、暇にまかせてのなぐり書きです。

CPAPを担いでの四国遍路 徳島編その8

遍路8日目(10月31日)、第20番札所鶴林寺と21番太龍寺、再び難所


 天気、快晴。この日は「道の駅ひなの里かつうら」横から後ろにみえる山に登る。そこが鶴林寺である。阿波徳島では「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われているそうですが、三つの難所のうち、二つをこの日に回りました。
 つらい登りも一回だけであればあまり苦には感じないのですが、登って下ってまた登るとなると疲労が一段と増します(修行にはもってこい)。鶴林寺に登った後、いったん那賀川まで下り、そこから再び太龍寺へ登る遍路道は試練の道でした。また太龍寺からの下り道もなかなかのものでした。

 

一句:あえぎつつ 往く山道に 秋の風

 

行程
7:00 出発(前日の宿 (ふれあいの里さかもと)
7:30 出発「道の駅ひなの里かつうら」
9:10‐9:45 第20番 鶴林寺
12:40‐13:30 第21番 太龍寺
16:05 この日のお宿「道の宿そわか」到着 (この日同宿の歩き遍路は2名のみ)

歩行距離:28.3 km
歩行時間(含む休憩):8時間20分

累積標高上り1379 m
累積標高下り1473 m

 

トピックス:
太龍寺からは中山道(ふだらく峠を通る道)を通って中山薬師前に下り、那賀町役場、太龍寺ロープウェイ下駅のある「道の駅鷲の里」まで歩いた。「道の宿そわか」はロープウェイ利用者には便利な宿です。

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写真1.鶴林寺へ登る道から勝浦町市街地を振り返る

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写真2.鶴林寺への遍路道

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写真3.鶴林寺の手前から下を流れる那賀川と永井橋が見えた。この後、あの橋を渡り右上の山(太龍寺)に登る

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写真4.第20番 鶴林寺の山門

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写真5.第20番 鶴林寺の本堂

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写真6.江戸末期に建てられたという三重塔、立派です。

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写真7.永井橋のたもとの遍路休憩所

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写真8.こちらでミカンをいただきました。感謝です。英語表記にも驚き。

南無大師遍照金剛

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写真9.永井橋、下を流れるのは那賀川です。これもスリルのある橋です。

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写真10.やっと登りついた第21番 太龍寺の山門

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写真11.太龍寺本堂

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写真12.納経所のまえにフウラン、セッコク(着生ラン)がたくさん吊るして

ありました。

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写真13.太龍寺からの下り遍路道分岐。左下へ続く「いわや道」ではなく右上の

中山道」で下りました。

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写真14.中山道、下りきったところ。お寺さん「持福院」のすぐ横。

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写真15.道の駅 鷲の里。太龍寺ロープウェイ下駅